東京のど真ん中で日本の食と農を応援

神田駿河台という東京のど真ん中で、生産者の気持ちと旬のおいしさをお届けしています。

NPO法人食農研センターの想い

いま、日本の食をめぐる現状は、生産、流通、消費ともに危機的な状況にあります。この状況を放置すれば日本の食料一次生産の疲弊、食の乱れによる健康破壊は避けられません。

このような危機を克服するため、NPO法人食農研センターは、問題の本質を追求し原因を明らかにするとともに、食料の生産、加工、流通、消費に関する事業を行い、食文化および食料自給率の向上、健康的な食生活の確立に寄与することを目的として、2006年に活動を開始しました。

設立と同時に、生協活動で食と農を学んできた5人の主婦で設立した「ワーカーズフェアビンデン 食と農の談話室(2002年設立)」の代表も、食農研センターの事務局長として加わり、東京のど真ん中(神田駿河台)の路面店で、日本の食と農を応援するお弁当店を開始しました。

この飲食事業のフェアビンデンでは「国産食材100%」を目指し、国産原料90%以上使用した「昭和のお母さんにおまかせ弁当(一日一種類)」を近くのOLやお父さんに販売しております。ただ私たちはお弁当を販売しているだけでなく、もっと日本のいい食材を知ってもらって、食料自給率を高めるための一つの手段として活動しております。私たちが販売するお弁当の背景には生産者がいて、さらに生産されるものには命があり、その命の恩恵で私たちが生きていることを少しでも伝えられたら販売者冥利に尽きます。

そして、設立から10年が経ち、1986年生まれで東京農大卒の生産者・加工業者・醸造家で構成された「株式会社みんなの農業」が食農研センターのメンバーに加わり、全国の農産物や発酵食品など伝統食品を販売PRしております。他にも、フェアトレード委員会(代表:村田武・食農研センター理事長)では日本では生産できないコーヒーを輸入、販売しています。もちろん有機栽培の安全なコーヒーです。一般の方だけでなく、飲食店レストランを経営している方、または直売所など小売店を経営している方も商品について気軽にお申し付けください。

食農研センターでは会員、会員外を問わず、食と農に関するあらゆる分野のご要望にお応えするため、各分野のエキスパートによる講師・生産者・加工業者を擁しております。以下に主なメンバーをご紹介します。(肩書は2017年5月現在)

村田武 食農研センター理事長 株式会社愛媛地域総合研究所代表取締役 九州大学名誉教授 愛媛大学アカデミック・アドバイザー 前日本農業市場学会会長 経済学博士 農学博士
高見澤俊彰 食農研センター副理事長 株式会社みんなの農業取締役 八ヶ岳高見澤農園
秋丸剛志 食農研センター事務局長 ワーカーズ・フェアビンデン代表 株式会社みんなの農業代表取締役 有限会社山形南陽のんのん倶楽部取締役 八ヶ岳体験活動ネットワーク協議会プロジェクトマネージャー 東京都生鮮物輸出協議会委員 農大総研グローバル情報研究部会 IT担当 学校法人明泉幼稚園理事
原田義晴 食農研センター監事・営業担当
鈴木秀男 有限会社山形南陽のんのん倶楽部代表取締役
小林基博 チクマ農園代表
吉田道行 吉田農園代表
川井久美子 千葉北部酪農農業協同組合 食農研センター営業部長
石井正江 前ワーカーズ・フェアビンデン代表 調理師
長谷川勝也 食農研センター調理担当
福田信治 株式会社福田酒造取締役
高村祐樹 合資会社高村商店取締役
八島慶徳 株式会社ヴィルタス代表取締役 有限会社八島食品取締役
前野圭亮 株式会社パネックス取締役

 

活動の指針

食料・農業・農村・食と健康に関する諸問題の受託・研究

食料・農業・農村・食と健康に関する諸問題についてのコンサルタント業務

研究会・講演会・シンポジウム・講習会等の企画・立案、開催

研究会・講演会・シンポジウム・講習会等への講師派遣、斡旋

食料・農業・農村・食と健康に関連する情報・話題等の会報の発行

その他食料・農業・農村・食と健康の諸問題の研究、調査、普及、産直・グリンツーリズム・フェアトレード等に関連する業務