日本の元号は、徳仁様が第126代天皇として即位した2019年5月1日から「令和」に改元されました。元号が変わり新しい「令和」の時代を迎え、これからも我が国の農業の持続的な発展のために各種事業を実施してまいります。ただ平成を振り返れば、この時代も様々な変化がありましたが、間違いなく「令和」という時代も同様に多くの変化が生じるでしょう。令和初期において想定されるリスクの未然防止及び発生時の影響の最小化に向けて、我々は常に先を見据えながらもデスクワークや、ペーパーワークを行なういわば知だけの組織ではなく、戦略を実際に実行し、新たなるビジネスを生み出しつづける環境作りと、それに取り組むチーム力をつけなければいけません。

日本農業に着目しますと、我が国の食料自給率は38％と低いことに加え、生産性の低さも問題視されています。ただ暗い事ばかり考えず、大事なことはこういった変化を真摯に受け止め、若い力、特に異業種ネットワークを強化して、どう対応していくのかということだと考えています。令和の時代では異業種ネットワークをさらに強化し、ものづくりマインドと革新的な技術で「０から１を」生み出し、世界にその技を魅せられるよう常に技能を磨き続けますので、変わらずご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。