農大ハチロク会

新たなる食文化醸す世代(1986年生まれの東農大卒)

独自の魅力(質・効能・安全性)の存在を示す「ブランド」を

農大ハチロク会では、主に生産者支援として商品開発や販促支援を行っております。商品やイベントを通して需要を喚起し、生産者の所得向上及び産地の認知度を向上させることで経済波及効果を狙います。さらに消費者に訴えかける新しい手法を確立し、異業種を有機的に結びつけることで商品のブランド力を高めます。

農大ハチロク(86年生まれ)世代では、主に生産者支援として商品開発や販促支援を行っております。商品やイベントを通して需要を喚起し、生産者の所得向上及び産地の認知度を向上させることで経済波及効果を狙います。さらに消費者に訴えかける新しい手法を確立し、異業種を有機的に結びつけることで商品のブランド力を高めます。異業種間連携により、独自の魅力(質・効能・安全性)の存在を示す「ブランド」を確立し、長期間にわたる経済効果を生み出すことを目的としております。

東京農大OB、ハチロク世代の「農大ハチロク会」 異業種コラボで商品開発

このページでは「農大ハチロク世代」メンバーの紹介、コラボ商品やプロジェクト内容など、我々の取り組み内容を主に発信します。皆様にとって使いやすく、コンプライアンスを重視し皆様から支持していただけるような情報を発信してまいりますので、今後とも一層のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

農大ハチロク世代メンバー

八島慶徳 有限会社八島食品

八島食品が手掛ける「新感覚のトマトジュレ」は、今までの漬物ではあまり考えられなかった「ジュレ」を使用しております。皮を丁寧に湯剥きしたトマトに、爽やかな酸味がアクセントな塩レモンが特徴です。今までの取り組みとしましては、道の駅八王子とのコラボ商品として、八王子産のミニトマトを使ったトマトジュレを開発しました。また、野辺山高原で葉物野菜を栽培する株式会社アグレスの「カラフルトマト」を使ったトマトジュレを開発するなど、トマトの需要喚起を通して地域の活性化にも寄与しております。国内の生産者を大事にしながらも、従来の漬物商品にとらわれず、見た目も綺麗ゆえに若い女性も楽しめる商品を開発する意向です。

 

高見澤俊彰 株式会社みんなの農業

肉厚な葉の食味と、強い甘味が特徴な「寒締めホウレンソウ」は、ほうれん草が寒さに耐えるために葉に糖などを蓄える性質を利用して、標高が高い場所など冷たい空気にさらすことにより、通常よりも甘いほうれん草です。野辺山高原では連日ー9度と極寒の日々…この厳しい環境下で、寒じめほうれん草は日々糖度を上げています。八ヶ岳で高原レタスや白菜を栽培する傍ら、寒締めホウレンソウやセロリなど新たなブランド化に向け行動しております。また、株式会社みんなの農業の取締役として、農業にプロモーションの強化や交流会の機会を設けるなど地域農業の発展にも寄与しております。

 

高村佑樹 合資会社高村商店

おばすて味噌蔵ぱんは、絶妙な甘じょっぱさのみそあんがたっぷり!やわらか~いしっとり食感が特徴の味噌蔵パンです。農大ハチロク世代の二人がコラボした商品で、地元コンビニエンスストアでも今話題のパンです。合成料保存を使わずに、特別な酵母で消費期限が約一ヵ月持ちます。

 

前野圭亮 株式会社パネックス

ロングライフパンで「循環備蓄」を推進しております。循環備蓄とは、買い置きできる食品を消費しながら必要量を買い足して、家庭内に備蓄することをいいます。普段食べなれない食品を置いておくより効率的かつ、無駄が一切ありません。株式会社パネックスが提供する循環備蓄セットのパンは”パネトーネ種”というイタリアの自然酵母で醸しており、全て賞味期限が製造日から60日です。

 

福田信治 福田酒造株式会社

近代文明の故郷であり、ふるさと納税No,1に輝いて平戸市において、平戸藩の御用酒として十三代三百有余年、味一筋に工夫に工夫を重ねた天然手造り醸造酒「福鶴」を販売しております。平戸市の漁師、練り職人、造り酒屋の新たな挑戦として、若手経営者が平戸市でプロジェクトを進行中です。

 

荻原慎介 百果苑(勝沼ぶどう園)

ブドウ生産量日本一を誇る山梨県甲州市で、地元のブドウ農家5代目の荻原慎介が経営する百果苑では「カルシウム、ミネラル、食味重視の美味しいぶどう」をテーマに、デラウェア、キングデラ、ピオーネ、ロザリオ、ピッテロ、カッタクルガン、シャインマスカット、ゴルビー、レッドクイーン、紅環、甲斐路、ウインク、ベリーA、甲州など25種類の色とりどりのぶどうを栽培しています。一方で、干しぶどうを自社加工し、特に当農園自慢の欧州種「紅環(べにたまき)」を使用した干しぶどうは、他では類を見ない位大変美味しいと好評を頂いております。現在、高知をたびたび訪問し、当園の観光農園に高知のアンテナショップコーナーを設置し、またイベントなどで高知の人にも山梨の良さを伝え、お互いの魅力発信を若手農家と共に努めております。農業だけでなく、新たな販売方法の確立や観光業で地域の活性化を目指しております。

 

榊原風太 博士(農芸化学卒の生物科学者)

専門領域は微生物学、環境科学、分析化学、残留農薬分析、環境汚染物質測定、機能性成分測定。食の安全・安心アドバイザーとして日夜相談を受け付けております。研究員時代は①微生物を用いたPOPs汚染土壌浄化技術の開発 ②ドリン剤分解細菌KSF27株による、有機塩素系殺虫剤の分解代謝物・代謝経路の解明 ③分解菌KSF27株が有する分解酵素遺伝子の探索 。2013年より、近年新たに水質環境基準に追加された 1,4-ジオキサンに対する分解細菌の探索と汚染土壌・地下水浄化技術の開発を行いました。

 

若井淳(わかいファーム)

東京農業大学化学科卒業後、食品工場や農福連携のNPO法人の勤務を経て、名峰筑波山を望むつくば市で新規就農しました。農薬を極力使用せずに栽培し、安全で美味しい野菜を皆様に提供できるように日々努力しております。